新入社員が受け身に陥る理由と脱却するためのアプローチについて
お久しぶりです!入社2年目の伊藤です。
2021年10月に入社してから1年半が経過しました。
入社当初は、敬語やビジネス用語に慣れず、メモを取るのもやっとでした。しかし、先輩方に支えてもらいながらひたすらインプットに取り組んだ結果、今では自信を持って使いこなせるようになった……と思います(笑)
まだまだ成長途中ではありますが、一人前の情熱家として一人立ちできるように、今後も努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて今回は、部下や後輩の教育にお悩みの方々に向けて、私が社会人1年目に直面した困難とそこから得た学びについてお話しします。ぜひ、最後までよろしくお願いいたします。
●先輩たちに学んだ、受け身から脱却する方法
1年目の私が最も苦労したのは、「受け身になってしまった自分を変えること」でした。
やるべきことに追われるうち、自分がこの会社で何をしたいのか、3年後にどうなっていたいのかという問いに答えられなくなってしまいました。その結果、毎日の業務を自分事として捉えることができなくなってしまったのです。
そんな先の見えないトンネルの中を歩かされているような気分でいた私に、先輩方は本気で向き合ってくれました。言われたことをいわれた通りにやるだけの受け身な姿勢を改善させるため、仕事の依頼をする際は必ず「この業務は誰のために、何のためにやると思う?」と問いかけ、業務の目的や課題について考える習慣がつくように促してくれました。
そうして、目的や課題を明確にし、業務の本質と求められている成果について正しく理解してから仕事に取り掛かるようになった結果、目標に向けて最短で成果を出すことができるようになりました。さらに、無駄な手戻りやミスも減っていきました。
また、それらの成功体験によって意欲が回復してきたことで、主体性を発揮し、積極的に先輩の仕事を巻き取りに行くこともできるようになりました。
●自分で成長のスイッチを入れるために必要なこと
この経験から、早く成果をあげられるようになるには、目的意識と感謝思考が欠かせないということを学びました。
成長するには沢山の経験を積む必要があります。
この時、1から10まで教えてもらうのを待つのではなく、目的から逆算して考えたり、分からないことは質問したりしながら積極的に経験を積むことにより、成長速度を上げることができます。
また、そうしたチャレンジができるのは周囲に支えられているおかげであるということを忘れず、感謝の気持ちをもって仕事に取り組むことも大切です。
今後も、この2つを忘れずに日々邁進していきたいと思います。そして、自分自身が成長し、一人でも多くの人へ価値貢献ができるように、仕事に取り組んでいく所存です。
●まとめ
今回は、1年目を振り返り、そこから得た学びについてお話ししました。
貴社の新入社員の方々はいかがでしょうか。モチベーションが下がっているように思える方はいらっしゃらないでしょうか。もしかすると、目の前の仕事に追われ、目的や意義を見失ってしまっているのかもしれません。
学生時代は「必要な知識や挑戦の場は誰かに与えてもらうもの」でした。この認識を変えなければならないことに気づくことができる方ばかりではありません。
仕事の依頼をする時は目的から伝え、そこから逆算して自分の頭で考えるという習慣がつくように促してみてはいかがでしょうか。
なお、弊社では、入社後に最短で活躍する新卒が持つ6つの思考をまとめた、エモーショナルマネジメントという研修がございます。
・主体的に動いて欲しいと伝えているのに、指示がないと動けない社員がいる
・任された仕事に対して無責任な社員がいる
・どうせ無理だろうと最初から諦めたり、やる気がない社員がいる
上記の様なお悩みを抱えていらっしゃるようでしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。