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ジェネレーションギャップが成果を上げる?世代間コミュニケーションを円滑にする3つのポイント

皆さんこんにちは!!
2年目社員になりました、情熱の岩淵です!

 

早速ですが、2021年7月現在、4度目の緊急事態宣言が発令され、リモートワークや、リモート×オフィスのハイブリッドワークを余儀なくされている方が多いのではないでしょうか?

 

こうした世の影響を受けてか、近頃多くの方から「Z世代との適切なかかわり方についての研修をやってほしい」や「管理職向けの世代別コミュニケーション研修はできないか?」といったご相談をいただいております。

 

 

そこで今回のコラムでは、世代間コミュニケーションにおける重要なポイントを3つに絞ってご紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

●世代間コミュニケーションがうまくいかないのは価値観の違いが原因


部下に対して「今どきの若いやつは……」や「ほんとお前たち(の世代)は軟弱だな」等といった言葉を、つい使いたくなったことはありませんでしょうか?


もしくは、上司や目上の方に対して「おじさんってほんとに頑固だな……」と思ったことはないでしょうか。

 

 

同じ事象や行動に対しても、生きてきた時代背景や経験から形成される「価値観の違い」によって見え方が変わります。

 

「初志貫徹。一度決めたことは意地でもやり通す」という人が勝ち残る時代に生きてきた方と、技術の進歩に食らいついてどんな事象にも柔軟に対応できる人が輝く時代に生まれた方では、価値観が異なって当たり前ですよね。

 

そんな価値観が異なる人同士のコミュニケーションを円滑にするためには工夫が必要です。
ひとまず今回は3つご紹介します。

 

 

 

 

●解決策① 自分の中の「当たり前」を疑う


「価値観」は、その人が生きてきた環境や経験から作られた様々な「当たり前」で形成されています。しかし、違う環境や経験を経た他者からすると、それらの「当たり前」は、当たり前ではない可能性があります。

 

この変化の激しい現代において、どちらの当たり前が良い、悪いという判断は、成果を見てみるまで分からないものです。よって、お互い改めて自分の中の当たり前を疑い、状況に合った最適解を出せるようにすり合わせることが重要です。

 


例えば、業務連絡は社内の人同士であれメールでおこなうのが当たり前、とされている会社で長年働いてきたあなたの元へ、入社したばかりの社員がLINEで連絡してきました。

 

その際、「業務連絡はメールでするのが当たり前だろ!」と一蹴してしまわず、一旦「なぜLINEで連絡したのか?」を考えてみていただきたいのです。

 

そして「なぜメールの方がふさわしいのか?」についても改めて考えてみましょう。もし、「いままでメールで連絡してきたから」という理由しか浮かばず、LINEで連絡を取るメリットの方が多いのであれば、そちらを当たり前として考えた方が生産性が上がりますよね。
このように、お互いが自分の中の「当たり前」を疑うことができれば、コミュニケーションを円滑にしつつ、成果を出しやすい環境を作ることもできるのです。

 

 

 

 

●解決策② コミュニケーション量の担保


緊急事態宣言発令に伴い、リモートワークやリモート×オフィスのハイブリッドワークをしている方も多いと思います。そのような環境下では必然的にコミュニケーションの回数や量が低下してしまい、「メールするほどでは無いけど気になる……」が積み重なって大きなズレを生み出すこともあります。

 

よって、この量を担保するため、朝礼や終礼として5分程度のオンラインミーティングを実施したり、定期的に1on1をおこなったりといった仕組みを作ることをお勧めします。

 

部下側からするにはなかなかにハードルが高い提案ですので、ぜひマネージャーや上司側から働きかけていただきたいのですが、その際、ただ「やります」というだけだと重要さやメリットが伝わらず、逆効果となることも考えられます。始めに「○○という目的のためにこのような仕組みを作りたい」としっかりと意図を伝えることが重要です。

 

 

 

 

●解決策③ コミュニケーションの質にも注目


大切なことなので改めてご紹介しましたが、「リモートワークで接する機会が少ないからコミュニケーションをとる機会を増やそう」と考え、量を担保する仕組みを作ったという会社さんはすでに多くいらっしゃいます。

 

しかし、仕組みを作ったはいいものの、タスクや進捗を確認する場としてしか使えておらず、実質的なエンゲージメントの向上にはつながっていない……というのがよくある落とし穴です。

 

世代間コミュニケーションを円滑にしたいのであれば、ただ増やすのではなく、「淡泊になりすぎないようにする」のがポイントです。
具体的には、「冒頭数分間を雑談タイムにする」という仕組みがお勧めです。弊社でも、朝礼のアイスブレイクに「最近あったGood(良かったこと)& New(新しい発見)の共有」の時間を設けています。

 

 

 

 

●まとめ


改めて、価値観が異なる人同士のコミュニケーションを円滑にするためのポイントは以下の3つです!

 

①互いが自分の中の「当たり前」を疑い、すり合わせるること。
②コミュニケーション量を担保する仕組みを作ること。
③コミュニケーションの質にも目を向け、施策の落とし穴から脱却すること。

 

1つ目をさらに要約すると「相手目線を持つ」という事です。


社会人の世界は、「お客様の考え方(受け取り方)」によって全てが決まると言っても過言ではありません。

今までお客様と接する際に使っていたその考え方を、ぜひ社内の若手に対しても使ってみてください。


反対に、社会人になったばかりの方々は、相手目線で考える練習だと思って上司だったらどう思うかを考えてみてください。

 

 

今回は重要なポイントの中から3つだけピックアップしてご紹介しました。
貴社のお悩みに則した具体的な事例やより詳しいソリューションについてもお話し出来ますので、ぜひ気軽にお問い合わせください!!