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新卒のモチベーションは伝え方で変えられます。コロナ禍こそ、”筋の通ったフィードバック”を!

ご覧いただきありがとうございます!自己紹介以来の登場となります、岩淵です!
入社して半年以上が経ちました。任される仕事の増加に伴って、自分の仕事のできなさに直面し、日々奮闘中でございます。

 

そんな中では仕事に対するモチベーションも多少上下し、ほっぽり出したくなる時もあるのが新卒、もとい私でありますが、貴社はいかがでしょうか?
新卒の皆さんのモチベーションは、入社時と比べてどうなっているでしょうか。

 

また、学生から社会人になり環境の変化に対応しようと模索する新卒に対して、効果的な指導はできていますでしょうか?

 


ということで今回のコラムは 「新卒に対する効果的なフィードバック」について、新卒目線で書いていこうと思います。
どんなフィードバックが受け入れやすく、逆にどんなフィードバックが受け入れ難いのかについて、僭越ながら、わたくし岩淵が世の新卒代表として述べてまいりますので、社員教育のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

●新卒は環境への適応で精一杯


学生から社会人へという、人生で最も大きいと言っても過言ではない変化を体感しているのが世の新卒です。

 

提供を受けるだけの立場から、対価と引き換えに提供する立場にもなり、途中式での加点はほぼ無く、成果物のみで評価される。
そんな大人の世界へと新規参入する我々新卒は、社会人としての大先輩である皆様が思うより、環境の変化に適応するのに努力しているのです。

 


私の場合ですと、2020年は新型コロナウイルスが世界的に流行したという背景もあり、世界的経済危機に対して暗中模索する企業へ、右も左もわからない新卒が入社するというカオスな状況でありました。

 

社として日々PDCAを回し、社の目標や方針、自分の担当領域が目まぐるしく変わっていく。そんな中、慣れない業務にあたっていた圧倒的伸びしろ量を誇る新卒の私は至らない点が多数発現しておりました。

 

内心「いやいや、現状のキャッチアップだけでも大変なのに、朝令暮改で毎回指示が変わってるんだからしょうがないじゃん、、、」とも思いつつも、社として「無理できないよりもどうすればできるのかを考えよう」というアクションアジェンダを掲げている手前、ぐっとこらえて業務にあたっていたのを覚えております。

 

 

 

 

●新卒のモチベーションはフィードバックで決まる


そんな時、仕事に対するモチベーションに最も影響を受けたのが「先輩からのフィードバックの伝えられ方」です。

 

ですので、新卒の方々へフィードバックをする際は、筋を通すことをぜひ意識していただきたいです。
もちろん、ありがたいフィードバックをいただいておいて「筋を通せ」などと言うのは上から目線ではないかというご意見は重々承知の上で、これは伝えさせていただきたいです!

 


筋を通すというのは、まず大前提として一つひとつのフィードバックが「理不尽でない」という意味を含みます。
最も大切なのは、それに加えて「日々のフィードバック全般に対して一本の筋を通すこと」です。

 

そのためには、変動の可能性が低いものにフォーカスしてフィードバックをする必要があります。
つまり、変化しやすい「目標数字や営業手法」にフォーカスするのではなく、どんな状況でも変わることのない「行動指針やバリュー」を軸に指導するということです。

 

例えば、営業手法について気になった点のみをフィードバックすると、「あれやれ、これやれ、と言われても慣れてないんだからできないよ!もっと明確な指示出してよ!」といった具合に、環境の適応に精いっぱいの新卒に追い打ちとなってしまいかねません。

 

反対に、世の中の変化に影響を受けにくいバリューを軸にフィードバックすると、「確かに今回は○○というバリューが体現できていなかったな。次回はその部分についてもっと意識してみよう」となります。毎回フィードバックに同じ筋が通っているため、腹落ちしやすいのです。

 

幸い弊社ではバリューを軸にフィードバックする文化が根付いているため成長につながっておりますが、もしNOTバリューなフィードバックをいただき続けていたなら、眠っていた反骨精神むき出しの自分が出てきていたかもしれません……。

 

 

 

 

 

●まとめ


新卒代表の名を借り、私が、自分の上司にしてほしい立ち振る舞いを存分に含みながら書かせていただきましたが(笑)、まとめると今回お伝えしたかった内容は大きく2つです!

 

①新卒は割と大変な思いをしている場合がある
②バリューを軸にフィードバックすると腹落ちしやすい

 


特に②は、本コラムをコロナ禍で読んでいる方はもちろんのこと、平和な日常が戻っている頃に読んでいる方にもおすすめです。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?

 

また、弊社が20新卒を対象に匿名で実施したアンケートの結果もコラムとして公開しております!新卒の本音が多数まとまっておりますので、ご興味がございましたらこちらもぜひ合わせてご覧ください!

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