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【コロナ禍新卒1年目】2020年に抱えた問題と、同期に伝えたいこと

株式会社情熱の日下と申します!20卒入社した社会人1年目です。

 

今回コラムを書くにあたって、「自分にしか書けないコラムとは何だろう?」と考えました。
その結果、やはり「コロナ×社会人1年目」という例年とは異なった状況の中で過ごした1年間についてお話しできるのは、20卒世代の今の私たちしかいないと思いました。

 

そこで今回は、「リアル→オンライン」、「オフィスワーク→テレワーク」など、働き方のパラダイムシフトが起きた2020年に社会人1年目をどのように過ごし、どのような学びを獲得していったかについてお伝えできればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

●情熱1年目のコロナ禍の過ごし方


まずは、私が4月から現在までをどのように過ごしてきたかをざっくり紹介します。

 

 

◇4月:緊急事態宣言の最中、新卒研修納品と貢献で100リードPJ
私たち20卒世代は、新型コロナウイルスが猛威を奮い始めた直後に社会人として新たな門出を迎えました。

 

バリュー浸透に特化した研修を取り扱っている弊社も例外ではなく、5日間の新卒研修の途中で緊急事態宣言が発令され、事前に撮影していた研修映像によるe-learningに移行することに。そしてここからオンライン研修の波が一気に加速しました。

 

とはいえ全ての研修をオンラインに移行できたわけではなく、お客様の事情に合わせて延期した研修も数多くありました。

 

この、本来は繁忙期のはずだった期間に急遽始めたのが、「貢献で100リードプロジェクト」という弊社研修コンテンツを無料で公開するプロジェクトです。

 

弊社のミッションは【一人でも多くの情熱家を輩出し、日本を情熱的にする】です。未曽有の危機となった今こそ、このミッションのもと世の中のためになるアクションをすべきであると判断し、全社的に活動しました。

 


◇5~9月:新規事業【ソシコン】の立ち上げに参画
サブスク型組織コンサルティングサービス【ソシコン】(8月1日リリース)の立ち上げに関わりました。入社早々に、経営者層を対象とした営業を経験しました。

 


◇10~12月:新卒研修の営業繁忙期
弊社事業の本丸である新卒研修の営業活動が開始しました。現在はひたすらセミナーやテレアポをおこない、新たなお客様と出会う活動をしております。

 

 

 

 

●コロナ禍で起きた1年目の問題


前述したような9ヶ月を過ごしていく中、強く感じた問題が1つあります。それが、「働き方」についての問題です。

 

人間の歴史は、進化の歴史と言われることがあります。また生物学的に見るとその進化は「環境に適応するため」とも言われています。
今年の新卒1年目はまさに、環境に適応する必要がある1年でした。

 

私も、冒頭で話したようなパラダイムシフトが起きたことで少し苦労しました。

 

例えば、テレワークです。週5でオフィスに通って働くものだと当たり前のように思っていたところ、いきなり在宅勤務に切り替えることに。そこで「オンオフの切り替えの難しさ」にぶつかりました。

 

9時になると仕事が始まり、18時になると終わる。少しタスクがあるから、20時くらいまで仕事する。この前後に出勤と退勤のための移動という切り替えポイントがないため、自分でスイッチを設定して自律しないといけません。

 

いわゆる「レジリエンス」と呼ばれる力です。まとめると、自分が快適に過ごすための環境である自宅を自らの力で「仕事に最適な環境」に変えていく必要があるということです。

 

参考:レジリエンスとは? 心が折れやすい人の特徴、レジリエンス向上の重要性、組織のレジリエンスを高める方法について|カオナビ人事用語集

 

 

 


●コロナ禍で再認識した1年目にとって重要なこと


こうした経験を踏まえ、新卒1年目にとって重要かつ普遍的なことの一つは、「自分に合った環境を作ること」だと思いました。

 

正直、私個人としては、自分の性格を変えるのはとても難しいことだと考えています。20数年かけて培ってきた人格をたった1~2年で変えられるとは到底思えません。

 

ですので、もし私と同じ1年目の方々が、家で仕事に集中することができず、「なんでこんなに仕事ができないんだ……」などと一人で自責の念に駆られているならば、それはお門違いだ!と言いたいです。

 

「自分」を変えられないから「環境」を変えればいいのです。
ここでいう「環境」とは、仕事の環境のみならず、自分に関わる人との人間関係など「自分に影響を及ぼすものすべて」を指しています。「自分に合わない環境を変え、自分に合った環境を作る力」は、思考と行動の掛け算から生み出されます。

 

その力のエッセンスを「テレワーク下でも自ら成長する新卒社員が持つ6つの思考」と題した弊社取締役のnoteにて連載中ですので、そちらもぜひご覧ください!

 

 

 

 

まとめ


今回は、新卒1年目の目線から「コロナ禍での働き方」について書いていきました。昨年までまだ学生だった私たち新卒1年目は、上司の方々が思っている以上に悩んでいることが多いです。


「コロナ鬱」なんて言葉が出てくるような今、上司の方のサポートは、これまで以上に求められていくのではないでしょうか??新卒1年目の自分が書くと、他責のような発言に聞こえますが(笑)、これは事実だと思います。

 

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方(のヒント)を教える」ことが、今まで以上に重要な時代になっていくでしょう。