情熱ブログ JYOUNETSU BLOG

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13年目の想い

『1人でも多くの情熱家を輩出し日本を情熱的にしたい』

 

そんな想いと勢いだけで会社を作った13年前。
戦略もスキルも何もなかったのを思い出す。

 

ただただあったのは情熱だけ。
情熱さえあれば何でも叶うし、何でもできると信じて疑っていなかった。

 

そんな会社を現取締役の矢間と2名で創業したが、
情熱を証明するために、現在新国立競技場になった明治公園という何にもない公園で
たった2名で毎日大声を叫ぶ朝礼を行っていた。

 

その頃、朝礼で毎日のように語っていたのは

 

『たった一度きりの人生。その中で大半を使う仕事。
その仕事に情熱を持てなくて、嫌々と無気力に働いていたら人生自体がもったいない。
だからこそ、仕事に情熱を持つ人を1人でも多く生み出していこう。
仕事に情熱をもっている人が増えていくことで、日本が元気に情熱的になっていくはずだ!』

 

ということ。

 


あれから13年。

 

たくさんの失敗をしてきた。
ダメになった事業は数知れず。
何度も会社が潰れる危機を経験してきた。

 

それでもこの『1人でも多くの情熱家を輩出し日本を情熱的にしたい』という想いは変わらない。

 


2007年。大学生に向け、仕事に情熱を持ってもらう事を目的としたMINDREAMというスクールをスタート。
その後、日本の零細、中小企業で働く人たちに向け、やはり仕事に情熱を持ってもらう事を目的としたDREAM COMPANY CLUBをスタート。

 

そこから生まれたのが、情熱を持つために必要な思考をメソッド化した“情熱マネジメント®”である。
この情熱マネジメント®を普及すべく、新卒研修を中心に多くの企業へと提供してきた。

 

そして、そこから生まれたコンセプトが
『バリューシスト(Valuesist)』
であり、今の軸となっている。

 


約3年半前のこと。
クライアントへ「なぜ、情熱に発注してくれましたか?」と聞くと、
「情熱マネジメントで伝えていることが、自社の理念やバリューと親和性が非常に高かった」という答えが一番多かった。

 

つまり、数多くの企業のバリュー(=社員に求める価値観や姿勢)が、
我々が伝えている『仕事に情熱を持って取り組んで欲しい』 という願いとリンクしていたのである。

 

このことから、どんな企業も、社員に自社のバリューを体現して欲しいと思っているのだと確信。
企業の理念やバリューを体現できる人材、すなわちバリューシスト(Valuesist)を育成する研修というコンセプトを打ち出した。

 

今では、オムロングループや金融庁などの大きな企業から、
成長を目指すベンチャー企業まで、幅広い層へ提供することができている。

 


13期となる2020年はバリューシスト2.0を掲げ、
バリューシスト(Valuesist)育成の第一人者として名をあげると共に、
バリュー採用・育成の重要性を世の中に広げていくことを目指す。

 

この激動の時代。
ビジョンも戦略も、時代の変化に適応させていく必要がある。
そんな中で、企業の普遍なるバリューを体現する組織は変化に強く、目標達成にも強い。

 

そして、個人としても企業のバリューと自らのバリューをリンクさせ、体現していくことは、
エンゲージメントを高め、生産性と幸福度を劇的に向上させていくと確信している。
つまり、バリューシスト(Valuesist)の育成とは情熱家を輩出することに直結している。

 

私には、毎朝、自分に確認する言葉がある。
それは、「私のミッションは、個人と組織を、働く全ての人が仕事に情熱を持つ状態にアップデートさせること」。

 


そのためには、

 

・個人の価値観、すなわちバリューをより明らかにし、バリューを軸に選択、行動していく状態にすること
・企業がバリューを明確化し、バリューを軸に採用と育成をしっかりと行うこと
・その結果、個人と企業がバリューリンキングしていくこと

 

が出来れば、上記のミッションを達成できると信じている。

 


今期は、その第1歩目。
必ず名乗りを上げるべく、まずは自分たちが自社のバリューを発揮し、バリューシストとして突き進んでいきます。