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油断大敵!内定承諾後フォローの重要性と実施時のポイント!

 

みなさんこんにちは!株式会社情熱採用支援事業部の平床です!

 


7月も終盤に入り、20卒の内定承諾者が出始めている企業様もいらっしゃるようです。ご担当者様の中には、すでに次年度の動きや施策について検討が始まったという方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、まだまだ20卒についても油断することはできません。
「内定承諾後に入社に対して不安を感じたことがある」という19卒の方は、全体の51.2%にも上ります。

 

内定者の方々は初めての社会人生活に対しネガティブになりやすい傾向にあり、その不安を払拭しきれない場合、判断が180度覆ることもあります。

 

内定承諾自体に法的拘束力はありませんから、実際に内定承諾後の辞退を経験されたことのある人事の方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 


そこで今回は、内定承諾から入社に向けてのフォローについてお伝えします。
内定者の仕事に対する意欲を高めるために必要なことや、その頻度までご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

20190725平床

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


なぜ内定承諾後のフォローが必要なのか?


 


改めて、内定承諾後のフォローはなぜ必要なのでしょうか。
近年お話を伺った人事の方からは、以下の2つをよくお聞きしました。

 


①入社前に教育をおこなうため

事前にビジネスマナーや業界知識などを学んでもらうことで、入社後スムーズに業務へと移れるようにするという理由でおこなっている企業様が多いようです。
特に、入社後すぐに現場へ配属となる企業様で多く導入されているようです。

 

具体的な施策としては、インターンやeラーニング、通信教育や入社前研修が含まれます。

 


②入社への意欲(愛社度)を高めるため

入社までに、同期や既存社員の方との交流と、絆形成をおこなうことや、実際の現場を知ることで、入社に対する意欲の向上と、配属後の定着率を高めるためにおこなわれている企業様が多いようです。
特に、入社後の定着率を高めたい企業様や、内定辞退の多い企業様で多く導入されているようです。

 

具体的な施策としては、他の内定者や社員との懇親会、入社前研修やインターンなどが含まれます。

 

 

 

超売り手市場と言われ、年々採用が厳しくなっているという状況を受け、内定承諾者一人ひとりを大切にしていく風潮がどの企業様でも強まっています。
その一つとして、こういった内定承諾後のフォローが重要視されています。

 

 

 

 

 

内定承諾後のフォローは学生側も求めている!


 


内定承諾後フォローの必要性を語らせていただきましたが、「内定式後は入社まであまり深く関わらない」という人事の方のお声もよくお伺いします。

 

「内定承諾後は入社まで学生としての時間を楽しんでもらいたい」、「学生の負担になるのではないか」といった思いからくるようです。

 

では実際のところ、学生側は内定承諾後フォローについてどのように認識しているのでしょうか?

 


キャリタス就活が内定後のフォローのペースについて内定者にアンケートを取ったところ、「毎週希望する」方から「3か月に1回程度希望する」方までを合わせると、72.2%もいることが分かりました。

 

中でも、「毎月実施してほしい」という意見が27.2%と最も多くなっています。

 

反対に、「フォローを必要としていない」学生は全体の20.5%程度。
8割がたの学生は、ある程度のフォローを希望しているようです。

 


しかし、理系の学生の場合「卒業研究に時間をかけたい」等の理由からフォローはいらないと答えている学生が文系の学生に比べ6.5%多いといった点や、
課題や懇親会等の期日や日程についての連絡が遅くなると不満がたまりやすい点などを気にかけつつ、
学生側へ可能な限り負担にならないように調整しながらおこなうことが重要になります。

 


参照元:キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 月発行)

 

 

 


内定承諾後のフォローで重要なのは学びとイメージ付け!


 


一口に内定承諾後のフォローとは言ったものの、その内容は

・内定式
・懇親会(他の内定者、若手社員、経営者・役員、人事担当者)
・定期的な連絡
・eラーニング・通信教育
・入社前研修
・社内行事やレクリエーションへの参加(旅行、合宿、スポーツなど)
・施設や実際の業務見学
・インターンシップ

と多岐にわたります。

 


それぞれ、
「eラーニングは、個々でできるため負担が少ない代わりに同期同士の絆形成には繋がらない」
「インターンシップは、実際の現場を知ることや学びになる代わりに学生を招集するため負担が大きい」
といった一長一短があり、正直どれを使えばいいのかの判断がつきにくいという問題があります。

 

「とりあえず少ない工数で、当たり障りのないものを」という企業様も多いのではないでしょうか?

 

 

そこで、マイナビから公表されている“学生が求めるフォロー”と、先述した“企業様が内定者フォローをおこなう理由”を元に、網羅すべき2つのポイントをまとめました。

 


①入社後のイメージが明確になる機会にする

内定者同士や社員の方との交流の場をつくったり、インターンとして実業務に触れてもらったりすることで、一緒に働く仲間や実業務に対して理解を深めることができるようにしましょう。

 

直接会う場を設けることと、業務に近い取り組みを体験させることが必要になります。

 


②社会人としての意識やスキルを学ぶ機会にする

研修やインターンをおこない、実際の業務にあたっても大丈夫という自信をつけましょう。企業の手で内定者が成長する場を設けることは、愛車を育むことにも繋がります。

 

これには、研修やインターンといった、学びを目的とした集まりが必要になります。

 

 

 

以上を踏まえると、マイナスに捉えられることなく入社前の意欲の向上と教育をおこなうためには、直接集まる形式で、学びのための場を設けることが重要となります。

 


参照元:2019年卒マイナビ学生就職モニター調査7月の活動状況 

 

 

 

 

 

まとめ


 

 

いかがでしたでしょうか。今回は、内定者の仕事に対する意欲を高めるために必要な、内定承諾後のフォローについてまとめました。

 

内定承諾後のフォローを行う際は

①必ず学生の状況とのすり合わせをする。
②頻度は月に1回程度が好ましい。
③直接集まる形式にする。
④内定者の学びを目的とした場にする。

の4点が重要となります。

 

今後、内定承諾後のフォローを検討される際に参考にしていただけましたら幸いです。

 

 

また、弊社では、20卒内定者の内定式後のフォローと、21卒の母集団形成を両立することのできる今までになかった採用施策、『リファラル採用マネジメント』というサービスをご提供しております。

 

内定承諾後のフォローにまでうまく手が回らないという人事担当の方には特にお力になれる施策となっておりますので、もしご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。