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パフォーマンスを最大化する

パフォーマンスという言葉は色々な意味で使われる。

演劇や何かを披露することもパフォーマンスと言うし、
パフォーマンスが高い、低いという言い方もする。

 

我々もパフォーマンスを最大化するという言葉を
研修でよく使うが、そこで使うパフォーマンスについて
定義をしていきたい。

 

ここで述べているパフォーマンスとは
成果に対しての行動の因果関係のことと定義する。

 

つまり、パフォーマンスが高いとは
成果に対して影響を与える度合いが高いことを言う。

 

ちなみに、成果とは自分の行動と自分以外の他人、状況、環境が
影響を及ぼし決まってくるものである。

 

例えば、売上げという成果に対してなら
世界経済や日本経済というマクロ的な部分から
競合の動向やターゲット地域、お客さん個人の状況などの
ミクロ的なものまで幅広い外的要因がある。

 

外的要因は、もちろん成果を出すうえで大きな影響を及ぼす。
そして、大きく分けると、成果に対してプラスに働くものと
マイナスに働くものの2つに分かれる。

 

ただ、どんなマイナスに働く外的要因があっても
成果を出す人は必ずいる。

 

そこの違いは何かというとパフォーマンスの高さなのである。

 

では、パフォーマンスとは何で決まってくるかというと3点ある。

 

1点目は『行動の選択』
これは、外的要因を見極めたうえで、成果に対して
何の行動を行うかをしっかりと選択していくことである。

 

2点目は『スキル・能力』
これは、反復によって高まっていくもので
鍛錬が必要で、それによってスキル・能力を上げていく。
そして、スキルの高さはパフォーマンスの高さに繋がる。

 

3点目は『心の状態』
これは、その行動に対してどういう気持ちでいるかというもの。
嫌々やっていれば行動の質は下がるし、様々な心の状態が
行動の質に大きく影響を与えていく。

 


この3点がパフォーマンスの高さ、低さに影響を与える。

 

逆に言うとこの3点がそろわないと駄目である。
どんなにやる気があったとしても、
行動の選択を間違い、スキル・能力がなければパフォーマンスは低い。

 

だからこそ、この3つを高めていくことが必要なのである。

 


ただ、もう1つの落とし穴がある。
それが前回のブログで書いた、思い通りにならない時に
自分の中に出てくる思考パターンである。

 

無理、できない。。。
人のせい、環境のせいにする。。。
受身的になり嫌々やる。。。
やる気をなくし、ネガティブになる。。。

 

など、思い通りにならないと出てくる思考パターンは
自分が出すべき成果に対しての必要な行動を考えることを
やめさせていく思考がドンドンと出てくる。

 

当たり前だが、そうなれば行動は減ってくる=パフォーマンスが
下がってしまうのである。

 

だからこそ、成果も出にくくなる。

 

我々に必要なのは、どんな状況になっても
ベストパフォーマンスを出せるようにすることである。

 

自分が出すべき成果から目をそらさず、
その状況から何の行動を行うかを見極め
常に自己研鑽によりスキル、能力を上げ
常に心をマネジメントし良い心の状態を作る

 

そうすることで、常にベストパフォーマンスを発揮できるのである。

 

パフォーマンスは誰かがコントロールしてくれることはない。
自分で発揮するものである。

 

常に自分でパフォーマンスを最大化できる自分になろう!