世の中に言われているアレを試してみたシリーズ:「アンカリング効果」@渡邉
いつもありがとうございます!
情熱の渡邉です。
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いよいよ年の瀬が押し詰まってまいりました今日このごろですが、
皆さまいかがお過ごしですか。
私はというと、社内イベントの企画が重なりに重なって、逆に冷静です。
昔から、YDK(やれば出来る子)ならぬSTGDK(切羽詰ると逆に出来る子)なのです。長いわ。
今回も無事乗り切って清々しく年明けを迎えたいと思います。
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世のアレ第三弾は、「アンカリング効果」についてです。
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◇アンカリング効果とは◇
最初もしくは同時に提示された特定の特徴や数値、情報が印象に強く残ってしまい、
意思決定や判断に影響をおよぼす傾向のこと
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よく聞く事例としては、、、
30,000円のコートがあったとします。通常であれば、お客さんは
製品の品質や価値が価格に見合ったものかと考え、買うかどうかを決めますよね。
ところが、「通常価格58,000円→特別価格30,000円」と表示されていると、
“通常価格58,000円”という情報が基準点(アンカー)となり、
30,000円という価格に対して「28,000円値引きされている」という判断がなされ、
お買い得に感じてしまう。
といったことが挙げられます。
みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか。
私はいくらお買い得であろうと30,000円のコートを
ポンと買う経験をしたことはありませんが、
スーパーで買い物をしている時などによく出くわします。
いつも一丁しか買わない74円で売っているおとうふ。
それに“値下げ中”というPOP広告がつけられているだけで、
そうか安いのか…と普段の価格のことをすっかり忘れて
いつもより多めにカゴに入れてしまう。
こんな経験、一度や二度ではありません。。
毎回まんまとPOPに踊らされています。
割と足が速くて食べきるのに苦労するのでやめていただきたいものですね(?)
…とまあこのように、日常のいたるところに潜んでいる
「アンカリング効果」をご紹介させていただきました。
次週はもっと実践的な部分を取り上げていきますので、
お暇なときにお付き合いいただければ幸いです。
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そういえば、今回の更新が年内最後のお当番回でした。
インターン時から始まったこのコラム。
何度も方向性が変わり、どうしたとお思いになった方も多々いらっしゃったでしょうが、
お付き合いくださりありがとうございました。
来年も変わらぬお引き立てのほど、何卒よろしくお願い致します。
IDK(いつも出来る子)になりたい、渡邉でした。
良いお年を。