僕たちニホンジン
こんにちは。石井です。
最近めっきり寒くなり、冬の足跡がすぐそこまで聞こえていますね。
個人的にこの時期になると、今年の流行語大賞は何になるだろうと考えるわけですが
「ありのまま」を超えるものが残り1ヶ月で出てくるとは思えず
アナ雪の独走態勢が濃厚なのかなという気がします。みなさんにとって今年の流行語は何でしたか?
さて、今回は弊社が大切にしているオリジナルの考え方「6つの思考」の中の
「主体的思考」
についてお話させていただきたいと思います。
6つの思考とは
「限界突破思考」
「主体的思考」
「自己責任思考」
「ポジティブ管理思考」
「モチベーション管理思考」
「感謝思考」
の6つを指し結果を出す人材、仕事に対して情熱を燃やしている人材には必ずこの思考パターンが備わっています。
弊社はこの考え方をベースにカスタマイズした研修などを通して、日本全体の企業活動を活性化させるべく日々精進しています。
その中の「主体的思考」とは
「どんな仕事でも自分事で捉えて、相手の期待を超えようとする思考と行動」
ということで、要するに受け身ではなく、自ら主体的に行動する思考という意味なのですが
これがなかなか難しい
これは日本人というお国柄も関係してくるのではと考えています
私自身の過去を振り返っても主体的に行動できなかった事はたくさんあります。。
昔、大学の講義で洋画を見るというものがありました。
普通なら字幕or日本語吹き替えで観ますよね。
しかし教授がお年を召しているせいか、機械の操作が分からず
日本語音声+日本語字幕
というどう考えても鑑賞しにくい形で講義がスタートされてしまいました。
生徒が200人近くいる教室内も
え、これでいくの?
という空気感満載。
誰か一人でも教授に駆け寄り、操作を教えてあげれば映画も見やすく、学習効率も格段に上がるのに
ここは日本人。全員「誰か言ってよー」となっていて、誰一人として行動するものは現れず、90分が過ぎてしまいました。
お前もそこにいたんだったら行動しろよ、という声が聞こえてきますね。
すみません、自分も行動できませんでした。。(笑)
・・・けれど思うわけです
あそこで受け身にならず主体的に行動出来ていれば、きっとヒーローだったでしょう。
講義が終わったら友人に感謝されるばかりか、隣にいた知らない女の子に声を掛けられ
「さっきは映画を観やすくしてくれてありがとうございました。これ、連絡先なので良かったら・・・」
となり、卒業してから3度目の春に相変わらずそばにある同じ笑顔の人になるかも知れない。
すみません。妄想が過ぎてしまいましたが、でも本質はそういうことだと思っています。
日本人は基本的に受け身で主体的に行動できる人が少ない。これは色々な所から聞きます。
だからこそ数少ない主体的に動ける人になれば、第一声を挙げられる人になれば
仕事も順調になるかもしれない。もっと言うと人生が豊かになるかもしれない
この国に生きて、仕事をしているからこそ「主体的思考」を身に付けることには大きな意味があり、確実に一目置かれる存在になり得ます。
意識ひとつで劇的に変わります。みなさんも明日から、いや今日からいつもより少しだけ「主体的に」行動してみませんか?
今静かなカフェでこのコラムを書いているのですが、後ろの女子高生が少しだけ大きな声で楽しそうにおしゃべりをしています。
青春時代の楽しいひと時を邪魔しちゃいけないと思い、
なんでもかんでも主体的に行動すりゃいいってもんじゃないなと思い、
そっと筆を置く次第です。パソコンなので置く筆もないですが。