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『なぜ、採用をするのか?』

本質をつく採用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

より良い仕事をしていくためには本質を追及することが大事です。

 

『その仕事は何のためなのか?』
『その仕事はなぜやるのか?』
『その行動は何につながっているのか?』

 

その本質を理解したときに、
新たな発想が生まれたり、質が高まったりしていく。

 

今回は『なぜ、企業は人を採用するのか?』ということを考えてみたいと思います。

 

そもそも
『なぜ人は1人ではなく、複数人で仕事をするようになったのか!?』

 

ここまで組織化され、企業体として多くの人数を抱えて仕事をしていく
スタイルになったのは近年になってからです。

 

それまでは農業も家族単位で行われ、職人の世界も基本的には1人の人間か
家族や弟子が付くという形の少人数のスタイルでした。

 

それが資本主義になっていく中で、資本家と労働者という構図が生まれ、
機械化していく中で工場という箱の中で働く労働力が大量に必要になってきた
というのがざっとした歴史だと思います。

 

そういう意味ではシンプルな答えは
『1人よりも複数人の方が生産性が上がるから』
というのがポイントな気がします。

 

そもそも組織とは、辞書で調べると
『「組織」とは複数の組織成因の有機的共同によって、より効率的に共通の組織目標を達成することを通じて、各組織成因の得る成果を達成するための集団』

 

といいます。

 

つまり、前提としては〝目指す目的や目標があってそれを達成するため”
と考えられると思います。

 

であるなら、企業の採用とはあくまでも『目的・目標を達成するための手段である』と定義できます。

 

そう考えていくと、
『とりあえず今人が足りないから採用しなきゃ・・・』
は非常に短期的であり、短絡的な思考だと思われます。

 

人が足りないのであれば

・アウトソース
・効率化
・機械化

など、改善の方法はたくさんあります。

 

ですので、常に大切なのは
会社の存在理由である企業理念を元に、3年後、5年後、10年後、どんな会社にしたくて、そのためにどんな組織にしていきたいか?
その『組織ビジョン』から採用という手段を導いていくことだと思うのです。

 

そのために我々がおすすめしているのは『人事計画書』を作成することです。

 

ただ人を採用するのではなく、
どんな人材が採用され、その人材がどう活躍し、どう組織化されているかが重要です。

 

そこから逆算して採用戦略を構築していくことが成功のカギだと思うのです。

 

ですので、これから採用戦略と予算を考える時期になると思いますが、
その時に『ビジョン達成に必要な組織』を明確化させ、

 

『なぜ、我々は人を採用するのか?』
『なぜ、新卒なのか?中途なのか?』
『どんな人材を採用し、どう育て、活躍してもらうのか?』

 

を考えながら、採用方法を模索することをおすすめしていきます。

 

ぜひ、なぜ?を大切に本質を追及してみてください。