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【実践編】世の中に言われているアレを試してみたシリーズ:「アンカリング効果」@石井

 

こんにちは。石井です。

前回から「世の中にあるアレを試してみたシリーズ」が

ピタッと止まっている事に気が付いた方は多いのでは無いでしょうか?


申し訳ありません。すっかり失念しておりました。

 

あれですね、毎日コラムを更新するという目標を掲げてしまった手前、
そこに気を取られ、本来走っていたものを忘れるという悪い癖が出てしまいました。

 

前回の「世の中に言われているアレを試してみたシリーズ」で、アンカリング効果というものをご紹介しました。


◇アンカリング効果とは◇
最初もしくは同時に提示された特定の特徴や数値、情報が印象に強く残ってしまい、
意思決定や判断に影響をおよぼす傾向のこと


日常的な所でいうと、こんなことが、、、

 

弊社のオフィス近くに社員は御用達の伝説的な居酒屋さんがひとつあります。

御用達の理由はただ一つ。

 

生ビールが異様に安いんです。


昨年の6月にオフィスを現在の場所に移転した際に発見した居酒屋さんなのですが、

その時点での生ビールの価格

 

まさかの60円

みんな大好き「都こんぶ」(下記画像参照)ですら80円しますからね。

 

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張り紙によると、月毎に値段が変わっていくそうで、

 

6月⇒60円

7月⇒70円

8月⇒80円

 

 

という風に月×10円で販売しているそう。

 

この方程式に当てはめると、

12月⇒120円

・・・

1月⇒10円

 

という、タダ同然の値段になり、

店の経営を心配するレベルに価格破壊を起こす計算に。

 

しかし、根っからのビール党の自分からしたらありがたい限りなので、

2016年1月に入った瞬間に、入店し、椅子に座るか座らないかのタイミングで生を注文。

 

しこたま飲めるぞ、と息を巻き、

おしぼりで勢い良く顔を拭きながら待っていた時、

ふと張り紙に目をやると、衝撃的な文字が

 

生ビール130円

 

いや、そっちかーいっと突っ込む余裕もなく、

もはや自分の中では13倍の値段を請求されているので、

 

「なんだこの法外な値段設定は」

 

と新手の詐欺にあった気分になりかなり店への信用度を失いかけましたが、

 

よく考えたら、

 

130円もびっくり安いですよね

 

ここでアンカリング効果を思い出すわけです。

期待していた10円から13倍の130円に跳ね上がっている事が基準となり、

本来のビールの相場感覚が鈍っていた事を痛感しました。

 

今でもそのお店には良く行かせてもらっています。

 

いつか10円になる事を祈って、、、