研修用語集 GLOSSARY

ワールド・カフェ

1995年に、アニータ・ブラウンとデイビッド・アイザックスにより始められた手法。メンバーの組み合わせを変えながら4~5人単位のグループで話し合いをくり返していくことで、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られる会話の手法を指す。
会議などの場において、まるでカフェで会話しているかのような、リラックスしながら安心して話せる環境を作り出すことで、創造的・革新的な発想を生み出す効果が期待されている。また、基本的に参加者をコントロールしようとする発想がないため、結果として参加者の主体性が引き出され、参加者同士の一体感が生まれやすいという利点もある。
なお、AI、フューチャーサーチ、OST(オープン・スペース・テクノロジー)と合わせたこれらの手法を総称して「ホールシステム・アプローチ」と呼ぶ場合もある。