事例・実績のご紹介 RESULT
トップダウンからボトムアップへの組織風土の改革のために、“仲良くケンカ”ができる組織へ
株式会社 協同
- 業種:産業機械の設計・開発・製造及び販売
- 従業員数:600(グループ全体)人
- 本社所在地:東京都
- 研修対象者:新卒~部長まで
研修検討背景・研修実施前課題
現場から意見が上がってくる文化の醸成
顧客の要望に応えるプロフェッショナルな部品メーカーから、さらなる飛躍のために、自社ブランドを確立し、直接市場の要望に応えられるメーカーへと成長する、というのが中長期ビジョンです。具体的には、海外展開している強みを活かして、エンドユーザーの要望にも応えられる企業になっていく、ということです。
そのビジョン達成に向けて、経営陣よりも、現場に精通しているスタッフから「もっとこんな商品があれば、顧客に喜んでもらえるので開発したい」といった声があがってくることが必要不可欠でした。トップの強いリーダーシップで成長してきたステージから、現場の一人一人がリーダーシップを発揮して、たくさんの意見を言う文化を醸成することが最大の課題でした。
情熱のアプローチ
部署と年次を超えたコミュニケーションの量を担保する
2年間に渡り全社員共通の研修を実施し、とにかく部署、年次を超えたコミュニケーションの量を多くしました。具体的には、「自分個人の課題は?部署の課題は?会社の課題は?」といった質問に対する個人の考えを、ひたすらにワークを通して共有し、他部署の考え、年次や立場が違う人の考えを理解できるようにしました。
そして、何よりも自分の考えを誰かに話す機会を徹底的に多くして、通常業務でもコミュニケーションの量が増え、部署や年次に関係なくコミュニケーションを取るのが当たり前、という文化をつくっていきました。
ポイントは、年次の高い社員の方にも、「自分はいい、、、」ではなく、しっかりと意見を共有頂くことで、若手だけではなく、全社的に文化の醸成を目指したことです。