ちょっと、あるきっかけがあって創業から今までの歴史を振り返って欲しいとのことだったので、
せっかくなのでここに記しておきたいと思う。
創業は2007年12月、自分が27歳の誕生日に登記した。
その創業の日も色々あったのだが、そこまで丁寧に話すとかなり長くなるので割愛する。
ただ、ちょっとだけ、創業までの話をしたいと思う。
自分が起業したいという夢を持ったのは19歳の時。
当時、ITベンチャーブームがスタートし、その主役的存在だったサイバーエージェントの藤田社長の
『ジャパニーズドリーム』という本を読んだことだった。
その当時は、やりたいこともわからなかった自分がいた中で、単純に『かっこいい!!!』と思ったのだ。
だから、何で起業したいとかはわからず、やりたいことは起業、成りたいものは社長みたいな感じだったと思う。
そこから、起業する夢に向けてベンチャー企業で修行したり、挫折したり、心折れたり、辞めてみたり、
転職したりと散々な状態を過ごしていく(ここも長いので別の機会に)
いつの間にか社会人4年目になり、会社も3社目になってしまった時に、
『もしかして自分は夢は叶わないんじゃないか・・・』って思ってしまってきていた。
その時に、ある疑問が浮かぶ。
『なぜ、世の中にはこんなにもたくさんの人がいるのに、“夢を叶える人”と“夢を叶えられない人”がいるのだろう』
『なぜ、同じ会社にみんな同じような気持ちで新卒の時は入ってくるのに
数年するとこんなにも成果の違いや役職の違いが出るんだろうか』
『成功する人としない人は何の違いがあるのか!?』
そんな疑問を持った。
それは、もしかしたら自分は成功できない側の人間じゃないかという不安から、その違いを知りたかったのだ。
そこから、たくさんの本を読んだり、セミナーや研修会などに参加してそれを探っていった。
また世の中の成果を出している人、夢を叶えている人にもたくさん会いに行ってインタビューさせてもらった。
そこから見えてきたのが、とってもシンプルな答えだった。
それは、
成果を出している人は、『その成果に対して行動をし続けている人』だった。
そして、成果を出していない人は、その成果に対しての行動を、途中でやめたり、
妥協したり、そもそも口だけで行動していない人ということが見えてきた。
そして、その行動を支えているのが“情熱”だと思ったのだ。
どんな分野の世界でも活躍している人、成果を出している人は必ず情熱がある。
過去の偉人を見ても、世界で偉業を成した人を見ても必ず情熱があると確信したのだ。
だから、自分は“情熱”というキーワードに惹かれ、自分も情熱家に成りたいと強く思ったのだ。
そして、自分がそんな情熱家に成りたいという決意と
世の中にもっともっと夢を叶え、成功する人を増やすために情熱家を輩出するために
(株)情熱という会社を設立しようと決め2007年12月に創業したのだった。