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彼こそ情熱家

img_635337_53678038_0いろいろな視点・意見はあると思われるが、一流とそうではない人との違いをあげると一つに、『どんな状況下でも結果を出す』というのがあると思う。


元阪神の金本選手を例にあげさせていただくと、手を骨折していたにも関わらず試合に出場し、その上ヒットまで打ってしまったというのはまだ記憶にも新しい人もいるのではないでしょうか?骨折の時点で打てない理由というか、試合に出られない理由は絶対的にあると思われるが金本選手級になるとそんなの関係はないのだろう。これこそまさに一流の中の一流の姿だと思う。(怪我をしても試合に出ましょう!って言う話しではないです!)

 

そして、今、状況もフィールドも金本選手とは違うが厳しい状況の中で結果を出している男?がいる。普通の梨の木を親に持つ千葉県船橋市の“非公認”キャラクター《ふなっしー》だ!
最近こそテレビでよく見かけるが、彼が誕生したのは2011年の11月。
当初、彼は地元船橋市を盛り上げたいと誕生したのだが地元の市役所・商業施設から全く相手にされず、自身でTwitterでつぶやいたり、YouTubeに動画をアップする等してじわじわ浸透していったらしい。ちなみに2012年6月には《目利き番頭船えもん》という公認キャラクターまでも誕生してしまったんです!笑

 

最近でこそテレビCMでもよく見かけるけど、少し彼目線で考えて見てほしい。地元を盛り上げたいと誕生したにも関わらず誰からも応援されずしかも、後から公認のキャラクターまで誕生するという環境の中であのテンションで突き通す行動力と勇気を。。。

 

仕事においても、『最高の上司に恵まれ、最高の商品と、自分をよく理解してくれる最高のお客様と仲間』というのは誰もが望む事だとは思うのだが、そのすべてがそろうのはなかなか難しいのが現実ではないだろうか。
仕事がだけではなく、環境や状況がいい時に結果を出すのは当たり前って言えば当たり前。

 

頑張ればそれなりにそれぞれのステージによって壁の大きさは違うが外からも中からも自分と反対意見の人が出てくるものだとも思う。それでも自分の想い・目指すべきところまで足を止めずにやり通す事の難しさは私自身も少しは理解しているつもりである。
だからこそ環境や状況が悪い時こそ“燃える”そんな人になりたいと思います!

 

今でこそ“非公認”というのがブランディングの一つになっているし、地元民からは愛されているし、テレビにも出られているので【頑張れる理由】がある彼だがちょっと前の彼のような【頑張れない理由】がある中で結果を出して行く。仕事柄もしかしたら、ふなっしーこそ我々が育成したい《情熱家》なのでは?なんて言う事を考えながら、今日も日本を情熱的にする日々である。