大手の教育担当が陥る3つの“ない”。解決のカギは『理念』にあった!
こんにちは!
大手企業様の人材教育を担当している石井です。
梅雨に入りじめじめする中、いかがお過ごしですか?
今の時期に人事ご担当者様、特に大手企業の人事ご担当者様とお話をすると、「今年度の新卒研修がひと段落し、来年度の新卒研修を検討する時期に差し掛かった」という方が多くいらっしゃいます。
ご覧の皆様もちょうどそんな頃なのではないでしょうか?
そこで今回は、人事教育のご担当者様が新人教育においてぶつかる、3つの「ない」の壁と、その解決策をご紹介します。
■大手の人事教育ご担当者様が感じる、3つの「ない」
①新卒研修に新規性が「ない」
特に大手企業様での新人教育となると、10年前から固まったカリキュラムをそのまま継続的におこなっているケースが散見されます。
大人数の新人研修は、運営にかなりの労力を要するため、「大きな問題点が無い限り、変えない、変えづらい」というのが、教育ご担当者様の心理的なハードルとしてあるのも事実です。
②複数運外部研修会社の研修メッセージの統一性が「ない」
大手となると様々な外部業者を複数使用するケースがあります。
1日目のマナーは○○社、2日目の営業研修は○○社……というように、コンテンツ毎に該当する項目が得意な外部研修会社に依頼するという形です。
ここで起こり得るのが、「1日目の研修会社は○○と言っていたが、2日目研修会社は△△と言っている」というメッセージの統一が計れていないという事象です。
テクニックの部分(名刺交換など)ではあまり齟齬は発生しないのですが、特にマインドや社会人としての考え方というテーマでは、研修会社、もしくは講師の価値観で話す事が多いので統一性が計れなく、受講生からすると「??」が発生し、結果的に研修満足度が下がる、、という事が発生します。
③現場と経営層が考える人材育成プランに解離があり整合性が「ない」
現場と経営層との板挟みになりやすいのが教育ご担当者様の常です。
例えば
「現場としてはスキル系の研修を多く取り入れてほしい」
「経営層としてはモチベーションやマインドに関する研修を多くしてほしい」
などなど様々な関係者各位からの意見を取り入れた結果、バラバラな人材育成プランになってしまっているケースを見かけます。
■3つの「ない」の解決策
この3つの「ない」を解決するキーワードが「理念浸透型人材教育プラン」の作成です。
この人材教育プランはLINEやメルカリなどの振興企業から、オムロンなどの老舗企業まで、多くの企業がすでに取り入れています。
「理念浸透型人材教育プラン」とは、全ての研修カリキュラムやその中身を
自社の理念や行動指針に紐づけて作成するという、新しい作成方法です。
例えば、「お客様を第一に考える」という理念をお持ちの会社の場合、
ビジネスマナーの研修に、『名刺交換に関する「お客様を第一に考える」とは?』というテーマで20分間のグループワークを実施するというコンテンツを取り入れるということが起こります。
こうした事を実施すると、
◆今までにない人材教育プランなので、新規性が生まれる。
◆複数の外部研修会社を利用しても、「自社の理念」という統一したメッセージを作る事が出来る。
◆理念や行動指針という社のDNAから研修を作成するので、現場と経営層も納得したプランで整合性が取れる。
という事が起こり、3つの「ない」の解消に繋がります。
しかし、この理念浸透型人材教育プランの作成にも実は多くの落とし穴が存在します。その落とし穴とは……
■まとめ
弊社では各社の理念浸透型人材教育プランの紹介と、落とし穴、そしてその解決策などを毎月セミナー形式でお伝えしています。
是非この機会に、20卒教育プラン作成の参考にしてみませんか?
【次回セミナー情報】
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●セミナー名
徹底解説!新卒バリューシスト研修体験セミナー
●日時
2019年7月10日16時~18時
●場所
株式会社情熱 セミナールーム
(東京都渋谷区神泉町21-3 渋谷YTビル02 4階)
※渋谷駅から徒歩15分、神泉駅から徒歩5分
●お申し込みはこちら
https://peatix.com/event/710407
●お問い合わせ先
株式会社情熱 古岩井珠実
TEL:03-6407-0388
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