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「無茶ぶり」が人を成長させる!?

情熱は新卒研修といった研修事業をメイン事業としておりますが、その背景には
可能性開発集団として、個人と組織の可能性を開発し、個人と組織と日本を元気にし
たい、という想いがあります。

 

今回は、どうすれば可能性が開発されるのか?という論点から
無茶や負荷が人の可能性を開発させる?
という部分について書いていきたいと思います。

 


突然ですが

 

「無茶ぶりが人を成長させる!?」

 

これは、本当でしょうか?

 


-無茶ぶりなんてなくても、十分成長できる
-される方はたまったもんじゃない
-帰ろうと思った時に無茶ぶりされると絶望を感じる
-計画的に仕事を振れないその人間の能力不足

 

-無茶だと思っているのは本人だけで、別に無茶ではなく、普通の仕事の依頼だ
-負荷がかかる仕事をすることで人は成長するんだ
-若いうちに無茶ぶりをたくさん経験して、成長するべきだ
-無茶ぶりでキャパが広がって、より大きな仕事を動かしていけるようになる

 

といった様々な意見がありそうです。

 

傾向として、
振ることが多い立場:「その通りだっ!」
振られることが多い立場:「それで辞めちゃったりしたら、本末転倒じゃないかっ!」
といったイメージかと。

 

皆さんは、どうお考えになりますか?

 


個人的意見としては、条件付き賛成です。

 

具体的には、リスクのレベルを考慮していれば、
無茶ぶりは人を成長させるので、賛成。

 

リスクというのは、無茶ぶりした時のリスクです。

 


そもそも、何をもって無茶ぶりか?というのは、収集がつかなくなるため(汗)、
ここでは細かくは触れず。振られた人が、「無茶ぶり」と思ったら、ということで。

 


リスクとしては、
-それが原因で辛くて、退職してしまう
-精神的負荷や過労で体調を崩してしまう
-振る人間との関係が壊れてしまって、全体の成果が下がる
-プライベートの時間が減って、モチベーション大幅ダウン
等々

 

上記のようなリスクの大きさ、レベルを考慮しての無茶ぶり
なら、賛成、ということです。

 


例えば①
新卒で入社から1週間しか経過していない人間に、自社のビッグクライアントからの
クレームを全て1人で担当させるリスクはどのレベルか?

 

クレーム対応がしっかりできないと、取引がなくなって年間〇億の売上が
なくなり、その責任を感じて、休職になってしまう。

 


例えば②
新卒で入社後半年の人間に、自社の既存クライアントにお中元を届ける仕事を
担当させるリスクはどのレベルか?

 

もし挨拶や名刺交換がしっかりできていなかったら、「マナーが全然出来ていない
じゃないか」と言われてしまい、落ち込む。

 


上記①②のような、リスク(会社、個人含めて)のレベルを把握しているのか?
という話。

 

把握した上で、それでもその新卒に担当させる方がメリット(成長)の方が大きいと
判断すれは、OKという意味。

 

そもそも、人の成長には必ず負荷、ストレス、不安、といったものがセットです。
何の負荷もないことをやっても、基本的に成長は少ないです。

 

今までやったことがないこと、成功したことがないこと、といったことに、
ストレスや不安を抱えながらチャレンジすることで、人は成長します。

 

ただ、ストレスが大きすぎて、上記に書いたようなリスクもあるので、
そのレベルを把握しながら、無茶ぶりをして、成長していくということが
大切ではないでしょうか??

 

 

 

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