効果測定のBASRモデルとは?
新卒研修について人事の責任者の方々とお話しすると、
研修の効果測定の状況は?と毎年、議題にはあがるが、どうしていいのか
わからない。そもそも測定のしようがない、、、
といったお声が多いですが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?
弊社が、500社以上の会社に情熱や自立型人材といったテーマで研修する中でも、
「研修の効果測定を資料にしてもらえないか?」
「何とか研修効果を見える化できないか?」
「会議で報告するために、費用対効果を算出してもらえないか?」
といった相談を多くの会社さんからもらいました。
約10年間、思考錯誤を何十回、何百回と繰り返し、BASRモデルに行き着きました。
複雑で難しいものではなく、最もシンプルで強力なモデルだと考えております。
before(現状) after(理想) solution(研修内容) result(結果)
の4つに対しての認識を、研修の前と後にクライアントと徹底的にすり合わせる
というのが、BASRモデルです。
ポイントは、before(現状) とafter(理想)に、定性と定量の2つを必ず設定
することです。
言うは易しですが、実施できている企業さんは多くないのではないでしょうか?
理由は、研修という形のないもの×人の育成という、測定が極めて難しいもの
同士の掛け算で、とにかくハードルが高いからです。
是非皆さんの会社でも、研修の設計段階から、BASを設定し、研修後に
Rを確認するというBASRモデルに取り組んでみてはいかがでしょうか?