「名経営者の傍には名参謀。」

こんにちは。

今週は米澤がお盆中に出会った1冊の本をご紹介したいと思います。

本屋をぶらっと歩いていたら、

パッと視線に入ってきて、感覚的に面白そうと思った本が
この『1人で100人分の成果を出す　軍師の戦略』という本。

私は何を隠そう歴史好き。
大河ドラマ「黒田官兵衛」は決して見逃しません。

そんな私は見た瞬間、心をくすぐられてしまいました。

「軍師物だ…」と。

この本は、黒田官兵衛、竹中半兵衛、小早川隆景、直江兼続、山本勘介、石田三成など、
戦国時代に活躍した10人の軍師の【強み・弱み】を分析し、彼らがどのように考え、
どんな決断を下したのかをもとに、彼らの考え方が現代ビジネスにどう活かせるか等の事例を紹介しています。

※登場する10人の人物
1 黒田官兵衛 ―　敵の強みを弱みに変える
2 竹中半兵衛 ―　主君に逆らうことも厭わない強い信念
3 小早川隆景 ―　長期的な視野で考える
4 直江兼続　 ―　義を重んじ率先垂範する
5 山本勘助　 ―　不遇に負けない遅咲きの人
6 太原雪斎　 ―　巧みな根回しと外交戦略
7 片倉景綱　 ―　時に主君の手本となり、盾となる
8 本多正信　 ―　出戻りでも信頼を得た、徳川一の嫌われ役
9 石田三成　 ―　非凡なマネジメント能力
10 真田幸村　 ―　逆境でも諦めない日本一の兵（つわもの）

名武将の傍には名軍師がいた。と同じように名経営者の傍にも名参謀がいるのです。
ホンダの本田宗一郎さんと藤沢武夫さん、ソニーの井深大さんと盛田昭夫さん然り。

経営者を支えるとともに、経営者が大義を見失えば、逆命利君を以て、忠義を為す。等々

経営者ではない人でも経営者をどう支え、どう行動するべきか、そんなことを考えさせてくれる一冊になると思います。