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“教える”と“育てる”の違い

名言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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教えるんじゃなくて、育てる

 

我々の会社はカテゴリーとしては教育業界という業界に属します。

 

教育業界は広くて、塾や家庭教師、専門学校なども含みますが、
我々が根ざしている場所は企業における教育になります。

 

教育という言葉を分解していくと、
“教える”と“育てる”という言葉に分かれると思います。

 

では、“教える”と“育てる”の違いは何でしょうか?


勉強を“教える”とは言いますが、
勉強を“育てる”とは言いません。


つまり、教えるは知識や手法を伝えていくことであり、
育てるとは、その人自身が成長していくことを手助けしていくことだと思います。

 

その中で、企業ではどれだけ育てることができているのかということが問われます。
正直、多くの企業を見てきていますが、ほとんどが“教える”だけで終わっていると感じるのです。


それは、“育てる”のは容易ではないからです。
人は自分で成長していきます。
誰かの思い通りに、意思通りに育っていくことはほぼ無いと言っていいでしょう。
それは、育つのは自分自身が育っていくからであり、
我々が他者ができるのはそのきっかけや補助となることしかできないのです。

 

それでも、育てていくことがとても大切になります。

 

本人が“そうなりたい”“それが大切だ”と気づくまで
黙ってみたり、あえて課題を与えたり、何度も何度も伝えたり、背中を見せたりしながら、
本人が育っていくきっかけを与えていくのです。

 

その中で、私たちは情熱家を育てることを目指し、そして多くの企業に推奨しています。

 

私たちが考える情熱家とは
「自ら意義・目的を見出し、あきらめずに挑戦し続ける人材」
のことです。

 

情熱家を教えるとは言いません。
情熱家を育てると言うのです。

 

だからこそ、情熱家になるために必要な

《価値観×自立》

という2つの軸を、自分で気づかせ、

「そういう人材に成りたい!」「そうやればいいのか!」という

自分の意志や意欲を湧き立たせることが大切になるのです。


そこは公式のような簡単なものはありません。
それでも、人は必ず育つものです。
だからこそ、そこに向けて、あきらめずに挑戦し続けていくのです。

 

皆さんも自社にとって「どんな人材に育って欲しいのか?」
そして、そこに向かっていくには、どう気づかせて、きっかけを与えていけばいいのかを考えてみてください。

 

ただ、知識ややり方を教えるだけはなく、育てるという視点を忘れずに、
企業として今いる素晴らしい仲間を育てていってください。